待ちにまった大型連休。
今年は約十二日間の長期休暇。
週間天気予報を見ると、
連休中は西日本の天気が良さそうだ。という事で
今回は西日本を旅さんぽ。
最初の撮影地は鳥取県にある木谷沢渓流。
朝方まで降っていた雨に濡れた新緑の葉が
しっとりと艶やかな緑色になって、芽吹いた
岩苔の緑色とのコントラストが綺麗だった。
黄色の花を添えて一枚。
山の方ではまだ桜が咲いていた。
藤の花も咲いていた。
春の色彩と沢山出逢うことができた。
締めは日本海に沈む夕日を撮影して終了。
沢山の風景に出逢えて、楽しかった。
二日目は山口県に秋吉台から。
ここは奇岩が広がるカルスト台地。
芽吹いた草花の緑色の風景と
表情豊かな形をした奇岩との風景がお気に入り。
起伏のある整備された遊歩道を
登ったり、下ったり。
日の出からお昼頃まで満喫。
初日のロングドライブと、秋吉台を歩き回って
疲れたのでスーパー銭湯に立ち寄って小休憩。
午後は水辺の風景を中心に撮影を楽しんだ。
三日目は夜明け前から大粒の雨が降り出した。
訪れたのは福岡市内にある篠栗九大の森。
九州大学の演習林のひとつ。
森の一部にある落羽松(ラクウショウ)という
針葉樹の風景を撮影したいと思っていた。
午後になると激しく降っていた雨は止んだ。
車で走っているとよく目にした麦畑と、
新緑の緑色が水面に映りこんだ菖蒲の池で撮影。
どちらも天気が回復して強く吹いた風を
写真の中で表現しようと撮った一枚。
熊本県でお気に入りの撮影地、菊池渓谷を訪れた。
数年前に訪れた時に偶然、光芒を撮影する事が
出来たので今回も光芒を撮影出来るかも。。。
が、光芒を撮影する事は出来なかった。
昨日降った雨の影響で渓谷を流れる水は豊富で
色んな表情の水辺の風景を撮影する事が
出来たので大満足。
あちこち撮影しながら
大分県にある真玉海岸へ移動。
真玉海岸は夕日に干潟を絡めた風景を
撮影することが出来るのを楽しに訪れた。
この日訪れた由布川渓谷。
初めて訪れたのは二〇十六年の五月。
自然災害で渓谷に降りる階段が壊れてしまい、
この時は橋の上から撮影して終了。
今年、六年越しに念願が叶って由布川渓谷を撮影。
人気のチョックストーンを撮影する事は
出来なかったが、想像していた以上の
スケールの風景に出逢えて大興奮。
空が燃えているように真っ赤に焼けた
夕焼け空をミルクロードで撮影して終了。
御輿来海岸も干潟と夕日を絡めた風景が
撮影出来ると人気の撮影地。
二〇十七年に撮影に訪れた時は
約三百人の観光客、撮影者に驚いた。
今回は早朝の干潟の風景を撮影しようと訪れた。
今回は私一人、貸切。
日の出前の青色と朝焼けした空の橙色を映した
有明海の早朝を撮影することができた。
初めて長崎県を訪れた。
訪れたのは桜と菜の花を一緒に
撮影できる白木峰高原。
どちらも終わってたが遠くに見える
麦畑のパッチワークのような風景が良かった。
道の駅鹿島(佐賀県)で車中泊。
車から降りて約一分で有明海なので
綺麗な朝日を撮影して七日目スタート。
撮影機材を詰め込んだリュックと三脚を
合わせて約十キロを背負って歩くのと、
両距離移動の疲れが重なって、疲れがピーク。
この日は午前中で撮影を終えて
午後は撮影をしないでゆっくり休んだ。
体力も回復したので
休憩した近くで夕日を撮影する良い場所は
ないかと見つけた五穀神池で撮影。
どこで撮影しようかと選択する時。
前回の記憶を基にもう一度、
あの風景を撮りたい。
折角、遠くまで来たのだから
新しい風景に出逢いたい。
私の場合、
もう一度あの風景を撮ってみたいが多い。
訪れたのが山口県にある銭壺山。
見下ろすように瀬戸内海が広がり、
朝日を撮影することで出来るのがお気に入り。
綺麗な朝日と朝焼けに染まる水面。
瀬戸内海の潮の流れから出来る模様と
撮影していて楽しかった。
夜明け一時間前に兵庫県で人気の滝へ
到着するように林道を走っていると
林道を塞ぐ雪山。。。。断念。
予定していなかった赤西渓谷へ移動。
滝は残念だったが赤西渓谷は良かった。
歩きながらその時に感動した風景を
探しながら撮影する事が多いので
渓谷でも水辺に降りて歩けるのが理想
なので、赤西渓谷は降りる事ができた。
また、時間が過ぎると太陽光が渓谷に
射しこんで風景に早朝と変化があると
嬉しい。赤西渓谷は、ここも良かった。
この日、赤西渓谷に午前六時に到着して
午後一時頃まで撮影を楽しんだ。
目的地まで約一時間以内で到着できる
道の駅などで車中泊する事が多いのだが
この日、二度寝するという大失態。
目的地へ向かう途中で、東の空が
明るくなり始めたので良い感じの水田が
広がる地域があったのでここで撮影する事に。
以前、水田を撮影した作品で写真コンテストに
入賞した経験があるので水田には想い入れがある。
この日は真っ赤に染まった空の色が映えた
水田の風景を撮影することができた。
連休も終盤。
旅も今日と明日で帰宅する予定。
訪れたのは阿寺渓谷。
ここも何度も訪れた事がある渓谷。
「阿寺ブルー」という名前がある
とても綺麗な水の色に特徴がある。
桜で人気の中綱湖。
桜が開花すると大勢のカメラマンを中心に
賑わうのだが訪れたのは葉桜になった中綱湖。
散った桜の花弁が水辺に溜まった風景を
撮影しようと訪れたのだが、どこにも姿形なし。
折角、来たのだからと
吹き抜ける風が創る波と光の模様が綺麗だったので
真っ暗になるまで貸し切り状態で
中綱湖の撮影を楽しんだ。
最終日、さて何処に行こう。
行きたい場所は無数にあるけど
さすがに疲れて。。長距離移動は無理。
北信まで来たので、お隣の県にあるしろ池へ。
しろ池は去年の秋に一度、訪れたことがある。
ここも青色の水面が綺麗な池だが
残雪がわずかにあると情報を得たので
水面の青と残雪の白との風景が撮影出来るのでは
という事で訪れた。
想定より残雪は少なかったが、
やっぱり水面の青色は綺麗だった。
そこに映り込んだ新緑の緑色も加わって
三重奏の風景を撮って、旅さんぽは終了となった。
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